今回の旅のポイントは3点。
- 台湾桃園国際空港のキャセイラウンジ
- BA777-300ERのビジネスクラス
- 日本発の機内食はおいしかった
JALファーストクラスの快適さにすっかり味を占めてしまい、おそらく金銭感覚も狂ってきたのでしょう。台北(TPE)―関空(KIX)を必要のないビジネスクラスで往復してみました。
ただ、言い訳があるので聞いてください。(笑)
2020年、ブリティッシュ航空(BA)のマイルでエリート会員を目指そうと思っていたため、手っ取り早くティアポイント獲得が必要だったことがあります。また、機体はボーイング777-300ERということで、フルフラットのビジネスクラスシートが体験できる。(短距離ルートではこの機種を体験できるのはめずらしい。)ビジネス利用に伴い、台北桃園国際空港にあるキャセイのラウンジも利用できるということで、ネタ的にも悪くないと思ったのです。航空券の金額は往復700ドルなので安くはないですが、せっかくだったので奮発しました。
#ちなみにこの旅行後、コロナ騒動へ突入したため、せっかく貯めたBAのティアポイントは無意味になってしまったのが残念。中途半端にAVIOSが貯まってしまい、困っております・・・。
関西に行く用事もありました。毎年1回、私は神戸シェラトンに遊びに行っています。もともとはSPG系のホテルということで遊びにいってみたのがきっかけなんですが、ここには温泉があるんです。広くはないんですが、人も少なく快適なので大好きになり、ここ4年ほど続けて毎年1回は遊びに行っています。2020年も同様、遊びに行きました。(最近は関空からのバスの時刻表など改悪があり、シェラトン神戸までのアクセスがとても難しくなってしまったのが残念です。)
台湾桃園国際空港のキャセイラウンジは非常に人気あり
今回利用するのは、CX564 TPE-KIX。フライト自体は香港から台湾経由で関空に行きます。台北(TPE)-関空(KIX)のフライトは午前11:15。台湾からは非常にいいスケジュールです。台湾桃園国際空港の人気ベスト3に入るキャセイパシフィックのラウンジにアクセスできるということで、8時半ごろ桃園国際空港へ到着。いつもはターミナル2を利用していましたが、キャセイはターミナル1になります。こちらのターミナルは日本人デザイナーによりリニューアルされたターミナル。以前に比べるとかなりきれいにまとまっていますが、このリニューアルの際にも実はいろいろとスキャンダルがありました。解決されたんだろうか・・・。
キャセイラウンジの(私の)チェックポイントは、
- ヌードルカウンター
- Iise Crawfordの落ち着いたデザイン
この2つです。
以前JALファーストを利用した際に、意外と人が多くて落ち着かなかったラウンジですが、今回はかなりゆっくりと出来ました。ラウンジのデザイン自体が素敵。ホットミールも豊富で、人気の理由がわかります。さっそく朝から3杯くらい麺を食しました。
ラウンジのエントランスはほどよいデザイン。カウンターでチェックインをしてホールウェイを抜けるとブラウンのウッディな空間が広がっています。まずは普通にラウンジがあり、サラダやチーズ、クッキーや飲み物が置いてあります。サラダは中華風のサラダでおいしかったです。野菜をしっかり取りたい方はぜひ。
メニュー豊富なヌードルカウンターが魅力

そのまま突き進むと、ヌードルカウンターが出てきました。朝早かったからか、お客さんはほとんど居なかったのでゆっくりオーダーができました。ミールが5種類、そして蒸しもの系が5種類あり、個人的には十分かと思いますが、いかがでしょうか。

まずは台湾ということで、牛肉麺をオーダー。ザーサイや漬物、ネギなどがカウンターの横にセルフサービスで置いてあります。5分待つと、出来上がりました。ちなみにこのカウンターのある部屋のみでなく、先ほどのサラダバーがあった部屋でも食事は可能だと思います。

この牛肉麺、かなりおいしかった。しっかりとした牛肉(やわらかい牛筋もちゃんと入っています)、青梗菜、麺はこしがあります。スープもアツアツ。そこにネギをトッピング。ザーサイは別皿でいただきました。軽食にちょうどいいサイズで、やさしい味付けでした。

ぺろっと平らげ、他のメニューも食べたくなったので、炒麺、豚肉の小煎包2つ、そして豚肉のシュウマイ2つをオーダー。シュウマイに関しては、「小さいのが1個だけど、2つ食べる?」と言われたので、2つオーダー。もう普通の食事ですね・・・。まだ朝8時半ですが・・・。この豚肉の小煎包、美味し!小煎包はいろいろなサイズがありますが、ここのはミニサイズ。ジューシーでおいしかったです。この頃からお客さんも増えてきて、カウンターは混んできましたね。ちなみに麺のみでなくおかゆもありましたが、台湾の人はおかゆを食べていた人が多かったです。


そして〆に牛肉麺をもう一度。サラダと蒸し餃子をつけて。
ラウンジは高級感ありつつの暖かみのあるスタイル

食後の散歩にラウンジ内をぶらぶら。キャセイパシフィック航空のラウンジはIise Crawfordという女性デザイナーがデザインを担当しています。イギリス出身のデザイナーさんですが、北欧系の暖かみのあるデザインが特徴で、このラウンジも木目を大切にしたやさしい雰囲気があります。しかしながらゴールドなどで高級感も忘れません。

アメニティはaesopを取り入れているのも特徴です。こういったラウンジは、ユーザビリティも押さえつつ、やはりデザインを楽しむのが一番ですね。
食事、ラウンジの雰囲気を楽しみつつ新聞でちょっと情報収集をして、さっそくフライトへと向かいます。
まとめ
台湾桃園国際空港にあるキャセイパシフィック航空のラウンジは、評判通りすばらしいラウンジでした。食べ物がおいしく、朝も充実したメニューとなっています。またラウンジには新聞や雑誌も豊富で、中国語や英語の新聞などをながめることができます。とても広く、十分なスペースがあります。コロナ後はどうなるかはわかりませんが、今現在もこの香港―台湾―大阪のルートは残っておりますので、機種も長距離用の機体が使われているため、飛行機好きの方は要チェックのルートです。
次回は機内の様子をお伝えします。


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