キャセイパシフィック航空 777-300ER ビジネス 機内編

キャセイパシフィック CX

さっそく搭乗してみましょう。憧れのボーイング777-300ER!キャセイパシフィック航空でフルフラットシートを堪能できるこの主力大型機ボーイング B777-300ERは、通常長距離路線で使用されることの多い機種です。TPE-KIXのような2時間ほどのフライトではなかなか乗ることはできないと思いますが、このフライトは香港から台湾を経由して関空へ入るため、この機種に乗ることが可能となっています。

機内の様子はこちらでチェック!

こちらのルート、台湾発のスケジュールは悪くありませんが、日本発は台湾到着が遅くなるため、あまり魅力的ではありませんね。ですので、旅行目的だとなかなか利用する機会が少ないかもしれません。私もいつもは台湾系、もしくは日系のフライトで台湾―関西を行き来しております。(短距離なのでエコノミーで十分です。)

エコノミーに乗る際は、ツアー客が多いので、座席は前方をおススメします。後方はツアー客で埋まる場合が多いです。

個人的には「とにかくビジネスクラスに乗りたい」という願望はなく、面白いルートや機種を狙っています。マイルのための修行もしません。まずは旅行のスケジュールがありきで、魅力的な機種やルートが見つかれば試してみたい、といった感じです。

777-300ERのビジネスクラスは窓側がおススメ

足がのばせるだけでも疲労感を感じません。一人旅なら窓側をおススメ。

1-2-1の配列になっており、ビジネスクラスは40席ほど。すべてフルフラットシートです。一人旅でしたら窓側の席をおススメします。座席が少し窓に向かって座るようになっているため、周りの人が気にならない座席のデザインになっています。また窓から光が差し込み、より広く感じます。

プライベート空間。しっかりと足を伸ばせる十分なスペースです。背もたれのあたりにはパーテーションがあるため、周りの人が気にならないデザインになっております。視界的にもそれほど窮屈に感じません。足元は窓からの光で開放感がでているし、テレビのモニターも大きいですが、パタンと横にしまうことが出来ますので、すっきりとしたスペースに感じます。

パネル系は背もたれの窓側横にあり、アクセスも簡単。TVのコントローラーはもちろん、シートの調整も視覚的に部分調整ができるデザインです。充電用のコンセントもほとんどがこのパネルに集まっており、あちこち探すことなく利用でいます。コンパクトにまとまっていて、旅慣れている人には便利なデザインだと思います。個人的にはスマホやタブレットは移動中は使用しないので、今のところコンセントなどは必要ありません。

この日のビジネスクラスはほとんど埋まっておりました。エコノミーも結構満席に近かったこともあり、バタバタしておりました。TPE-KIXは2時間強のフライトで、CAさんはその間に食事を準備せねばいけないため、かなり忙しいスケジュールのようでした。

離陸後、すぐに食事がはじまりました。メニューは3つから選べるはずでしたが、この日はチキンのみ。一応日式(Japanese style)となっています。味噌味だからでしょう。

往路の機内食はチキンのみ

メインの選択は3品のはずが、品切れのためチキンのみに。
この牛肉、なじみのある味でした。(笑)

スターターは、きゅうりと牛肉のマリネ。

おいしかったですが、この牛肉、さっきのラウンジでも食べました。(笑)牛肉麺と全く同じタイプの牛肉です。きゅうりのマリネも、あの中華サラダの味。同じキッチンで作っているのでしょうか。日本人には馴染みのある味なので、問題なくいただけます。

しめじちゃんも丁寧に飾られております。盛り付け、すばらしいです。

メインはチキンの味噌焼き。白味噌かどうかはわかりませんが、いわゆる西京焼きでしょう。しめじなどの付けあわせがしっかりとついていました。見た目もとてもよく、お肉もおいしかったのですが、味噌味がちょっと私にはきつかったです。しょっぱいですね。でも、機内食の味付けは濃いものが多いですよね。気圧の関係もあって濃くしているのでしょう。メニューを見る限り、お魚が食べたかったのですが、この日はチキンのみのチョイスとなっておりました。残念です。

シメはやはりハーゲンダッツ。ベルギーチョコのお味。ハーゲンダッツはアメリカのブランドですが、台湾でも人気のチョコレートです。ただ、台湾ではとっても高い。小さいサイズでも買えません。また輸入しているため、製造は台湾で行っておりません。日本のハーゲンダッツも安くはありませんが、日本で製造していますね。もちろん、アメリカでも食べたことがあります。アメリカはクーポンを使えば安く食べられます。台湾人にはこのハーゲンダッツを飛行機で食べられるだけでもかなりお得感があると思います。

食後はあっという間に着陸態勢へと突入しました。なんだかあっけないフライトです。マイルなどを使って片道を楽しむこともできますが、もしそうするなら、少しでもフライト時間が長いほうに利用することをおススメします。2時間半は短すぎました。ちなみに本当にあっという間で、せっかくのフルフラットのシートも、倒す時間がなかった・・・。(笑)

まとめ

今回の777-300ERビジネスクラス利用に伴い、いくつかのお楽しみポイントがありましたが、それはクリアできたかと思います。初めての777-300ERビジネスクラスシートを堪能しましたし、キャセイのラウンジも使用できました。これだけでも満足ですが、今回は往復でチケットを買っておりますので、同じフライトを復路(KIX-TPE)でも利用できるという豪華さ。

次回はおまけで、復路の機内食をお伝えします。

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