2021年が始まりました。今年こそは以前のような平和な毎日が少しずつ戻ってくることを願っています。いろいろと大変な時期が続いておりますが、何とか乗り切りましょう。
さて、約7年ぶりに実家で年を越しました。海外生活が続き、すっかり我が家のお正月ルーティン?を忘れておりました。年越しそばを食べに行ったり、食事前に神棚に祈ったり・・・。そういった当たり前だったこともすっかり忘れてしまい、台湾では旧正月をお祝いするので、お正月も2月では?と感じてしまう始末です。コロナもあり、外出はしなかったものの、母がおせち料理を作ってくれました。
今は料亭からもおせち料理を買うことができますから、一人二人の家庭でしたら買ったほうが便利かもしれません。我が家もここ数年はずっとどこからか買っていたそうです。ただ、今年はいつも購入している会社がおせちを販売しないことになったらしく、母の手料理が食べられるようになりました。
おせち料理は各家庭でいろいろ。最近は定番のおせちアイテムもあまり人気がないらしく、いわゆる伝統的なおせち料理とはちょっと違うかもしれませんが、うちのおせちはわりと伝統的なものに近いかもしれません。

メインは旨煮(うまに)。ごろんとまるまるした里芋、体にも良いこんにゃく、レンコンも昔は嫌いでしたが、年を取るごとに美味しくいただけるようになりました。1段目はたっぷりの旨煮です。

2段目はお刺身。ぼたんえびはえび味噌がたっぷり楽しめる新鮮さ。北海道のほたて、たこ、そして大トロ。どれもおいしいです。しそはもちろん、菜の花で緑を添えています。これまた大好物の数の子も良い味でした。お正月にしか食べない数の子ですが、7年ぶりに食べられた。やっぱりおいしいです。

3段目。昆布巻き。好物とまではいきませんが、一年に数回しか食べないものですから、お正月に食べても問題ありません。栗の甘煮もそう。ここには黒豆がありませんでしたが、後日黒豆も食べました。そもそも甘いものがあまり好きではない自分なので、この栗も1つ食べれば十分。ただ、こういった普段食べないものを食べるのがおせち料理なのでは、と思います。紅白のかまぼこ、そして自家製ロールトビーフはたっぷり肉厚で。レタスをひいて、彩を加えました。
今回の年越しは大晦日の12月31日におせちを食べました。
皆さんのお正月はどんなものを食べましたか。海外生活が続く中、年末年始はいつも誰かと美味しいものをたべて過ごしてきました。今回も家族と過ごせて、自分は本当に幸せです。特に今回はコロナで大変な環境にある人も多いかと思います。今年はいつも以上に毎日を大切に過ごしたいです。一人でも、誰かと一緒でも、何か自分にできること、やりたいことができる環境にあるよう願っています。健康第一で、今年も無事に毎日感謝で生きたいです。
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