炭火焼鳥 もり穂 @ 赤坂 で伊達とり肉のうまみとクリーミーなレバーがおいしい

レストラン

伊達とり肉をレアで楽しめる。ランチが人気らしいが、ディナー、女性お一人様でも問題なく利用できました。予算もちょうどよい。お一人様ならカウンターでマスターの仕事ぶりが楽しめます。席数は多くないので、予約したほうがベター。

2020年2月、サントリーホールでとあるコンサートがあったため、台北から緊急帰国。その際に、赤坂にある「ホテルマイステイズプレミア赤坂」を利用しました。羽田からはANAインターコンチネンタルホテル東京行きのリムジンバスがあるので、それを利用して、ANAホテルから徒歩でホテルマイステイズプレミア赤坂へと向かいます。意外と坂が多いため、多い目のスーツケースがある方はちょっと大変でした。

無事にホテルへチェックインをして、その日の晩ご飯をどこで食べるか決めます。ネットでホテルの周辺を調べると、おいしそうなイタリア料理のお店があったんですが、何度電話をかけても満席とのこと。おそらく私がおひとりさまだったからでしょう。人数を聞かれて1人と伝えると、今は席がないといわれました。そんな中、ホテルからとても近いところにある「もり穂」を発見。サイトで少し評判を見てみたけど、ほとんどランチについてしかかかれていない・・・。でも、ホテルまで歩いてきた際に見かけて、雰囲気はよさそうだったし、焼き鳥ならカウンターもありそう。そう思い、電話で聞いて見ると、お席を空けてくれるとのこと。ありがたい。少し一息ついてさっそく向かいます。

ホテルからは本当に近く、便利でした。カウンターは4人ほどしか座れないところでしたが、こちらは一人なので問題なし。目の前ではオーナーが一生懸命焼き鳥を作っています。

まずは飲み物を頼まなければいけません。もちろんいつも何らかの飲み物は頼むんですが、このシステム、あまり好きじゃないです。純粋に食べ物を楽しみたい自分にとって、ジュースやウーロン茶で食事をスタートしたくないのが本音です。。。

湯豆腐がゆっくりと体をあたためてくれます

グレープフルーツジュースを頼み、お通しがやってきました。湯豆腐。渋いですね。程よく体があたたまります。。。ただ、やっぱり頼んだ飲み物を先にいただくので、冷えた甘いジュースの後でいただく湯豆腐・・・。矛盾している。

このお店では、伊達鶏肉を使ってので有名みたいですね。一品料理にある「伊達もも肉の炭火炙りたたき」(ハーフサイズ)を頼んで、〆はご飯ものとして・・・焼き鳥は「おまかせ5本」に決定。足りなければあとで追加すればいい。本格的な焼き鳥を食べるのはかれこれ10年ぶりになるので、とにかく楽しみ。待ち通しかった。

ささみ

これだけのレアな状態は、新鮮な鶏肉だからこそできる技。

新鮮な鶏肉だからできる技。うっすらと火が通った程度のもも肉に、わさびをトッピング。中はレア、でも全く臭みがない。もともと鮮度の良い生肉だったら好んで食べる方ですが、10年ぶりに食べて、焼き鳥のレベルの高さに驚いた。たまたまこのお店がそうだったのか、最近の日本の焼き鳥(笑)はこうなのか・・・。とにかくとてもやわらかく美味しい。

伊達もも肉の炭火炙りたたき

かなり炙っていてこんがり仕上がっているが、肉自体はやはりレア。

この店のsignature dish。盛り付けも素敵で、一人で写真写真と舞い上がってしまいました。炙りのこんがりした香りが食欲をそそります。トッピングはネギと白胡麻。ポン酢、わさびとゆず胡椒をお好みで楽しみます。これも中はミディアムレアといった感じで、やはり肉そのものの味を楽しめます。外側はしっかりと炙られています。

砂肝

久しぶりに食べる砂肝には感動さえ覚えた。

大好きな砂肝、久しぶりに食べました。こんなおいしいものを10年も食べられなかったなんて、自分でも不思議です。独特のはごたえがありつつ、どことなくやわらかい感じも残っている、ユニークなテクスチャーでした。

血肝(レバー)

ほぼレア。絶妙な火の入れ方で、クリーミーな状態を食べられる。臭みがないので、新鮮な食材ならでは。

たまげました。これは今主流なんでしょうか。ミディアムレアに火は通しているんですが、とろっとろです。普段はほとんどのものが「塩」で食べる自分ですが、こちらはマスターおまかせということで、「タレ」で来ました。タレがいい。レバー独特の臭みはほとんどなく、甘みが残るおいしさ。

ねぎま

ねぎまはハズレなし。塩加減がすばらしい。

焼き鳥といえば、定番。塩加減が絶妙です。味覚は人それぞれが違うはずなのに、ちょうどいい塩加減。皮からでるジューシーな油と肉のうまみ、そしてネギの甘さがちょうどいいですね。

月見つくね

塩が中心ですが、つくねはやっぱりタレ。このタレがあっさりしていておいしかった。

つくねは定番アイテムながら、個人的にはなぜかあまり頼まないメニュー。コースに含まれていてちょうどよかった。鶏肉が新鮮だからか、「ふわふわ」している。やわらかい、ともちょっと違うユニークなテクスチャー。ナンコツのコリコリ感は少し弱め。月見の黄身は弾力がすごい。

さて、ここからは追加で3本。

豚肉のアスパラ巻

アスパラは水分がほどよく、豚肉との相性がいいですね。

道民は焼き鳥屋さんで豚肉もよく食べるんだけど、東京では少ないんでしょうか。アスパラがみずみずしく、豚肉がほどよくアスパラをサポート。これも塩加減がすばらしくいい。

レバー(再)

食材が違ったのか、調理法を少し変えてくれたのか、1回目と違う味が楽しめました。

あまりにさっきのレバーに感動してもう1本。こちらは2回目だからか、違う焼き方にしてくれたのか、味が違う。さっきのものよりホクホク感がありました。甘みは1本目の方があったと思います。

梅じそつくね

梅ソースはすこし味が強かったです。あっさりめのタレにちょうどいいかも。

やっぱりおいしい。梅の味が結構きいているので、タレも楽しめる。しそはしっかり刻んであり、マスターが丁寧に作ってくれているのがわかります。

ささみ肉の鶏茶漬け

薬味の下にご飯が・・・。スープがおいしいです。

最後はお茶漬けでしめます。ほどよくお腹いっぱいだったのでお茶漬けを頼むかどうか迷ったけど、やはり炭水化物が食べたくなって・・・。ここでもささみ肉が生で出てきました。ご飯の上にあるレアなささみ肉、その上からスープをかけるので、うっすらと鶏肉の色が変わるのが視覚的にも楽しめます。このスープ、おいしいですね。全部飲み干して、満腹で食事終了です。

予約なしでも対応してくれ、こんなおいしい焼き鳥(私にとっては10年ぶり)を丁寧に作ってくれて、本当に幸せなひと時。台湾から2泊3日の弾丸帰国した甲斐があったかも。

カウンターに座れたのもよかった。マスターの仕事ぶりが見られます。もう一人、女性も忙しそうにホールを担当していました。食後に少しだけお話させていただきました。この時は2020年2月、ちょうどコロナ騒動が始まったとき。すでに赤坂にはアジア系の観光客が来なくなった時期でしたが、このお店は通常営業していたようですね。ここはランチが特に有名みたいですが、ビジネスパーソンなどもよく利用するのでしょう。ぜひ再来したいです。

ごちそうさまでした。

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